粒高
「粒高ラバーといえば、守備はよくても、攻撃がしにくい。。。」と感じているお客様に、とっておきのラバーを新発売!!
この「1615」は、非常に攻撃がしやすい! その上、粒高の逆回転効果も、悪くない!
この上なく”打ちやすい”粒高とでも言うべきでしょうか!?
試して頂ければ、よく分かると思います。
スポンジの厚さ: 極薄、1.0〜1.2mm(1種類)
スポンジ硬度: 30°
(K.Kさんのレビュー)
第一印象
粒の摩擦は、さほど無くカールP1Rと同じような形状と粒の間隔です。
飛び出しは低めで、自分からツッツキやカットを切るような自在性は388D-1 QAより劣ります。
攻撃技術全般=8点
攻撃時では、やや低い飛び出しからか高い打点で打つと非常に安定感があります。
プッシュも弾いて打つのも好感触で・・・・もうここで書いてしまいますが・・・異質攻撃型にピッタリです。
プラスチックボールで打ってみましたが、粒高は非常に困難が予想され・・・
この1615のみが唯一まともな弾道と攻撃力がありました。
どちらのボールにせよ、変化に富んだ攻撃というよりは、薄いスポンジの表ソフトで打ったような感触です。
スマッシュ・角度打ち=8点
カットのレビューとして試打していたのですが、このラバーは完全に粒ペンや前陣攻守型専用と言っていいでしょう。
今まで攻撃用の粒高というとヤサカのファントムのイメージでしたが、このラバーはこれに匹敵します。
守備技術全般=6点
ブロック:7点
弾みは抑えられているのでブロックは容易だと思います。
しかし、変化に乏しく(スポンジ有も影響している)回転反転力も388D-1 QAに比べると、劣るので球質の重さや回転量で得点するというよりはコース取りでチャンスを作り攻撃で得点する形が向いています。
カット:7点
抑えやすい、低い弾道、高い安定感、回転量も豊富。中国製の粒高はレベルが高いです。
しかし、388D-1 QAのレベルが高すぎて^^;
フェイントロング2の方向性の安定感とカールP1R並みの切れ味なのでカールやフェイント愛好家の人は試す価値ありますよ。
ツッツキ:4点
残念ながら、ツッツキを自分から切れるようになるには相当慣れが必要だと思います。
これは388D-1 QAに遠く及びません^^;
台上技術・サーブ・レシーブ全般
台上技術:7点
素直な弾道なので台上の細かい距離感は掴みやすいと思います。
レシーブもツッツキなどをせずにプッシュやフリックで先手を取れるのであえて守備的なレシーブから入る必要はないです。
相手の回転(特に下回転)に影響受けにくいですからアグレッシブに攻めるラバーだと思います。
おすすめラケット
カット用ですと松下PMや朱のような弾むラケット
このラバーは完全な異質攻撃用だと思うので、攻撃型の人は特に気にすることはないでしょう。
どんな人におすすめか
前陣攻守型
異質攻撃型
粒ペン
総合評価点数:カットマンの立場で6点(攻撃としては8点)
今回、カットして書かせてもらいましたが、守備要素よりも攻撃要素の強いラバーで尚且つ回転反転力が高い
カットでも悪くはないのですが、完全に攻めのラバーでした。
カットマンの方でレシーブに困っている方でも十分に効果を発揮すると思います。