(K.Wさんのレビュー)
卓球歴8年(学生時6年からブランク明け2年)
学生時代は裏―アンチの異質カットマン。
ブランク明けはバック面表を中心に粒も多数使用。
今回の使用ラバー…KTLグリーンドラゴン 裏ソフト 1.5mm(中相当)
ラケット 松下浩二のフォア面に使用、バック面はTSPスーパースピンピップスチョップスポンジ2特薄
カットマン視点でのレビューになります。
(ラバーの第一印象)
KTLのラバーは名前ではちょっとだけ聞いたことがありますが、使用したことはありません。
唯一粒高のstrangerと言うラバーを触ったことがある程度で未知数のメーカー。
最初に目に入ったのは、きれいなシート。
ちょっと光沢があって、またしっかりと粘着もあります。
スポンジは黄緑かかったやわらかめのもの。
カットマンのカットやツッツキがやりやすそうな印象です。
(攻撃面)
フォア打ちをしましたが・・・予想以上に弾まなくてビックリ。
これは粘着のなせる業でしょうか?
ドライブの回転はかかると思いますが、スポンジの薄さでスピード感がちょっとたりない感じ。
逆にスマッシュはしっかりと振り切れていいボールが相手コートに突き刺さります。
(守備面)
まずはブロックをしてみましたが予想通り止めやすいです。
左利きのドライブマンを相手にやってみましたがよく抑えられたと思います。
プッシュ気味にしたブロックもいい感じです。
ツッツキの弾道や切れもいいと思います。
シートのいい意味でのおとなしさで、カットマン向けの低く長めのツッツキができますね。
カットは普通にスパッと切る打ち方が合っている気がします。
ラケット面にしっかり当てて、インパクトで切るとなんというか「カットらしい」弾道で相手コートにカットが入ります。
(総括)
最近の中国製裏ソフトはスポンジの硬いものばかりでなく、やや軟らかめのラバーもあるのですね。
ただ、カットマンといえども、このグリーンドラゴンに関していうといくつか選択肢がありそうですね。
守備的でカット重視のカットマンでしたら1.5mm、攻撃重視のカットマンなら2.0mmまたは2.2mm、攻守のバランスを考えるカットマンは1.8mm位にするといいのではと
思います。
私は今回1.5mmを使用しましたが、自分のプレースタイルだとカット6対攻撃4くらいなので1.8mmまたは2.0mmでもよかったかもしれません。
1.5mmのラバーはペン粒の裏面にも使えそうですし、バックブロック重視のシェーク攻撃マンの人にも役立ちそうです。
攻撃マンの人は迷わず2.2mmをお勧めします。
スポンジの厚さのバリエーションがあるのでいろいろな選択肢があっていいと思います。
個人的な感想としては、自分の思う厚さよりちょっと厚くてもいいと感じました。
バランスがいいラバーなので、試してみてはいかがでしょうか。